この方法で教室に行かなくても自宅で練習できる歌を改善してカラオケを上達! レビューや評価で効果の高いボイストレーニングで高音、音程、発声を練習して音痴を克服と評判。
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◆リラックスして
大阪・梅田のカルチャースクール。初心者向け講座「声が感動的に変わるボイストレーニング」が開かれた。講師は、ボイストレーニングスクール「アマートムジカ」(東京都品川区)のボイス&メンタルトレーナー、司拓也さん(41)。受講生二十数人を前に、司さんはまず、「良い声を出そうと思わないこと」と意外なアドバイス。「そう思うと緊張し、舌が硬くなって喉が閉まり、声が出なくなる。リラックスして体を緩めることが基本です」と話すと、受講生たちは大きくうなずいた。
舌をリラックスさせる「ら・ら・らトレーニング」や、びっくりしたときに喉が開く原理を使った「びっくりスローモーション」運動、腹式呼吸で声を出す練習など、レッスンは約3時間に及んだ。受講生の一人、30代の女性会社員は「にぎやかな会食の場で声が相手に届かない。聞き返されたりしてだんだん嫌になり、誘われても出掛けなくなってしまった。声がきちんと出せるようになってみんなと楽しみたい」と話した。
司さんによると、受講者で最も多いのは、30、40代。主婦や営業職の会社員、教員などのほか、朝礼で社員を前にうまく話したいという会社社長も。「自分のステップアップの方法の一つとして、声を変えようと考える人が増えているのでは」と司さんは分析する。
◆声の瞬発力
最近では、就職活動のためにボイストレーニングを学ぶ学生もいる。就職活動塾「V3」(大阪府羽曳野市)では面接対策として、「面接ボイストレーニング」の講座を開催。マンツーマンで、息に乗せて一気に声を出し「声の瞬発力」を養う練習をする。さらに、「ただ大きな声を出すのではなく、相手が何を考えているのかを推測しながら語りかける意識を持つよう指導します」と代表の中川浩一さん(47)。
学生たちは、携帯メールでのコミュニケーションが中心となり、大声で話す機会が少ない。そのせいか、「就活の指導をしていても3人に1人は相手に声が届かないなど、声に問題があると感じます」と中川さん。
「第一印象の4割は声で決まるとも言われています。声は就職内定を勝ち取るための重要な要素」(中川さん)。大学などでの出張講座も好評だという。(産経ニュース)
就活も「良い声」で有利に ボイストレーニングが人気
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